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続きを読む・なのはA's:
DVD6巻(最終話)まで消化。
なのは:『貴方には心があるんだよ…悲しいって言っていいんだよ!?
貴方のマスター…はやてちゃんは、きっとそれに応えてくれる…優しい子だよ!!』
はやて:『夜天の主(あるじ)の名において、汝に新たな名を贈る。
強く支える者、幸福の追い風、祝福のエール──リイン、フォース…』
クロノ:『無くしてしまった過去は、変えることが出来ない…だから今を戦って、未来を変えます!』
リインフォース:『お前達にもいずれ分かる…海より深く愛し、その幸福を守りたいと思える者と出会えればな』何このクソ燃えの展開。
特に11話〜最終話に掛けては見所が多すぎて頭でまとめるのが追いつかない程の熱さだったぜ。
(騎士達の感情とリンクしているとはいえ)制御できない我が身を嘆き、諦めの境地に居た夜天の魔導書を、包み込むような優しさで支えてあげたはやてはマジ強い子。
それにリンクして、植田佳奈の挿入歌が雰囲気を盛り上げる!というかこのシーン、劇場版と言っても差し支えないほどのクオリティじゃないか。
切り離された防衛プログラムを止めるべく、魔導師達が連携して作戦を展開。
ヴィータ、なのは、シグナム、フェイトがバリアを破り、ザフィーラ、はやて、クロノが動きを止める!
そしてなのは達の攻撃で本体コアを露出、シャマル、ユーノ、アルフが衛星軌道上へ転送後、アースラのアルカンシェルで止めを刺す!
12話で活躍していないキャラが誰一人として居ないんじゃないか?と思わせる展開にはただ脱帽するばかり。
リインフォースは二度と同じ過ちを繰り返さぬよう、自ら消滅する道を選ぶのですが、それも最後の最後で『自分自身の命を賭してでも守りたいと思えるものに出会えた』という、主への『敬意』の顕れだったのかなー、と思います。
まだ若いなのは達には到底理解できない感情ではありますが、主たるはやてが自らの感情と正面から向き合い、理解してくれた『強い心』を持っていたからこそ、その想いに応えたかった。
それが、冒頭のリインフォースの台詞に繋がるんじゃないかと。
そしてエピローグ…っていきなり6年後まですっ飛ぶのか!一瞬響鬼の最終回が頭をよぎって身じろきしたじゃないか。(笑
ちびっ子なリインフォースいるー!?とか思ったんだけど、これは設定によると『リインフォースの遺した欠片をベースにして開発されたデバイスの人格』なんだそうで。はやても夜天の魔導書の主として、現在を、そして未来を生きてるんだなぁ…ということが感じられて良かったですよ。
総括。
面白かった。キャラクターのバックボーンがある程度明確に語られているので、非常に感情移入しやすかったし、何よりお話に深みを持たせてくれている。ファンのみならずスタッフにも愛されているんだなぁ…ということを実感いたしました。
あったかくてほんわかしたお話が好きな人から熱いバトルが好きな人にまで幅広くオススメできる、近年稀に見る良作です。このような良い作品に出会えた事を本当に嬉しく思います。
最後に、コヲコクセンパイに私信。
こんなのが出てきたのでチェックしてみては、ということを書き逃げてシメ。(マテ