劇団俳優座公演『罪と罰』
2006年10月07日(土)
観に行ってきました。
何というか…もう、ホントに凄く良い舞台を観させてもらいました。主演の小山力也さん演じるラスコーリニコフが、殺人を犯した事から罪の意識と良心の呵責に苛まれながらも、ソーニャの心遣いも手伝って最終的に人間性を回復していく過程が分かりやすく丁寧に構成されており、原作未読の自分の心にも打たれるものがありました。勿論、ここまで良い舞台になったのは小山さんのみならず、脇を固める矢野宣さんや武正忠明さん、天野眞由美さん他の俳優さんの熱演や、演出の袋さんの手腕に拠るところは言うまでもありません。
あー駄目だ、何か上手い感想が思い浮かばない。とにかく自分が言いたいのは、観に行ける人は絶対観に行く事をオススメする、とそういうことです。(マテ
で、この話にはまだ続きがありまして。
公演が終わって人気が疎らになるまでの間、自分は入場時に貰ったアンケートをロビーで書いていたんですよ。
そしたら自分のすぐ後ろからいきなり白ワイシャツ+胸元はだけてる姿の小山さんが現れて激しく動揺。(汗
どうやらファンの皆様にご挨拶を、と思ってわざわざ駆けつけてくださったようです…3時間の長丁場の後にも関わらず何ていい人なんだ。(つД`)
ならばということで、自分も便乗してパンフレットにサインを頂いてしまい非常に感無量であります。ちなみにその時ちゃんと『ラジオ聴きました』ってお声を掛けて来ましたよ。
これからも舞台はまだまだ続きますが、お身体だけは壊さないようにして頑張っていただきたいと思います。