今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?7(ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人)
ピッコロ様主催によるアニメ評価に参加させていただいております。
今回評価する今期終了アニメは『生徒会の一存』です。続きは以下のリンクをクリック。
<評価基準>
■ストーリー … 脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。
■キャラクター性 … キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。
■画 … キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。
■演出 … 声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。
■音楽 … OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。
■総合評価 … この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。
※評価基準は0〜5の各5点満点。
<『生徒会の一存』の評価>
■ストーリー … 3点
碧陽学園の生徒会メンバーが織り成すゆるゆる系学園コメディー。
この作品を表すのにこれ以上の言葉が要らないぐらいにまったりと話が進んで行きます。
それこそ「
縁側でお茶すすりながら見る」のがピッタリだってぐらいに。(笑
しかしながら、杉崎や知弦、深夏・真冬姉妹の過去などは結構ハードなものがありましたね。
『とらドラ!』のような思春期における葛藤や悩みが画面から伝わってくるようで。
他には7話で
北斗星に乗って東京へ行く場面は思わず笑ってしまいました。
お前らの学校北海道にあるのかよ!って(笑
※注:管理人の出身は北海道です。
■キャラクター性 … 3点
ボケ担当のくりむと真冬、ツッコミ担当の知弦と深夏…と役割分担がハッキリしてる中で、自他に対するボケもツッコミも可能な杉崎の存在は貴重と言わざるを得ない。
彼の汎用性は物語を進行する上でも外せないと思うんだ。(笑
■画 … 3点
雰囲気がゆるい為かアクションは控えめで、一部のリアクションを除いて大きく動くことも無く。
よってあまり乱れることも無く普通だった…といった印象に落ち着きます。
強いて挙げるなら、女の子の可愛らしさや魅力を表現するのに気を遣っていたのは伝わってきました。
■演出 … 3点
主役キャラクターの声は全員新人の声優さんを当てているということで、最初のうちは不安があったのが正直なところでした。
でも回を追うごとに皆キャラクターを掴んでいったようで、生き生きとした演技を見られるようになるとそんな不安もどこかに吹き飛んでしまいました。
今ではもう、今後の活躍が楽しみになってる自分が居るくらいですから。(笑
杉崎役の近藤隆さん、リリシア役の能登麻美子さん、エリス役の清水愛さんなどといった先輩方もそれぞれの役割を理解し、物語を盛り上げてくれたと思います。
■音楽 … 3点
EDテーマ「上上下下左右左右BA」などのネタ系ソングが話題に登ってるようですけど(笑)、劇中の音楽も作中のまったりムードを助長してくれた名曲だと思いますよ?
イントロダクションで良く流れてたピアノとか特に。
それにしても「上上下下左右左右BA」がゲームの裏技(
コナミコマンド)だってこと、アニメだけ観てると絶対分からないよなぁ。(笑
■総合評価 … 3点
良くも悪くも、作品の雰囲気がまったりしているので合わない人には本当に合わないでしょう。
噛めば噛むほど味が出る、そんな深い作品…なのでしょうか。(笑
でもそんな平穏な日常こそが学園生活であり青春なのかもしれませんね。
■総合点 … 18 / 30点
とにかくまったりと作品の雰囲気に入りたい人、ゆるい展開が好きな人向けかな?