現在夏休みで実家に寄生虫…もとい、帰省中でございます。
今日までの間色々ありましたが、ひとまず落ち着いたので更新再開です。
夏休みももう半分過ぎたのが未だに信じられんぐらいホントに慌しかったよ、この4日間は…。
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暇を持て余す&今まで溜めていたのを少しでも消化しようと、帰省する前にDVDに焼きまくった番組を持ち込んで視聴中。(…)
で、今日観たのはつい先日TVで放送されたばかりの『
サマーウォーズ』でした。
以下、簡単ではありますが感想を。
インターネットやSNSなどの情報インフラストラクチャが発展した現代の中で、それらに依存することの恐ろしさや混乱・そして復旧に至るまでの奮闘劇を経て、『
人の縁とは何なのか』を改めて問うような素晴らしい作品でした。
ライフラインの制御(=デジタルな手段)が止まる中で葉書やら電話帳やらを引っ張り出して電話(=アナログな手段)を掛けまくったり、へこたれる健二を『あんたならできる』と力強く励ましたり、遺書にも『家族みんなで御飯を食べろ』としたためたり…と、栄おばあちゃんがとにかく肝の据わった人物として描かれており、好感が持てました。
子供・孫・夏希を始めとする曾孫達に至るまで、栄おばあちゃんあっての陣内家なのだよなぁ…というのが作品全体から滲み出ていましたね。
そしてそれまで家族というものに対する意識が希薄だった健二や、一族に疎まれ続けてきた侘助の葛藤、親族との交流やラブマシーンとの決闘を通して陣内家と(OZを通しての)世界中の人間との『絆』を結んでいく過程にこそ、この作品の見所があるのかな?というのを感じてみたり。
同じ機械へ依存することの恐ろしさをテーマとした作品としては、映画『ターミネーター』やタイトーのゲーム『レイフォース』及び『レイクライシス』があります。
前述の作品は『
過去を改竄する』とか『
機械と化した母星を破壊する』といった悲劇的なストーリーなのに対し、この作品は『
衛星が落ちた先に温泉が沸く』といった微笑ましさを含んだラストだったのも自分にとって衝撃的でした。
# むしろそういった作品しか自分は観ていないからなのかもしれないけど。(笑
こんな賑やかな家族が居たら楽しそうだよなぁ。
剣道さんに教えてもらった話では、TV版ではカットされてるシーンがいくつかあるそうなので機会があったらDVDも借りて観てみようと思います。
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明日(日付的には今日)は午前中から剣道さんと一緒に映画観に行ってきます。
何の映画かは、この日記を読んできた人なら容易に想像が付くはず。(笑