今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?7(ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人)
ピッコロ様主催によるアニメ評価に参加させていただいております。
最後に評価するのは各ベスト部門』です。続きは以下のリンクをクリック。
なお、今回は時間が無くて評価が間に合わなかった作品(WHITE ALBUM後半、獣の奏者エリンの2つ)も評価の対象としています。
■ベストキャラクター賞 … セシリー=キャンベル、アリア、ルーク=エインズワース、リサ(聖剣の刀鍛冶<ブラックスミス>)
今回はベストキャラクターが4人になってしまいました。(笑
作品の評価でも述べましたが、アリア・ルーク・リサが重いものを背負っているのに対し、セシリーには背負っているものが何も無い。
最初は口先だけの青臭いキャラだったのが、彼らとの交流を通して現実を直視し自らの理想と騎士の誇りとを掲げて懸命になるまでに成長した。
つまりセシリーが成長を遂げるためにはアリア・ルーク・リサの存在が必要不可欠だった…という理由からこのような結果になりました。
※次点:
杉崎鍵(生徒会の一存) … 自他に対するボケツッコミからシリアスな展開に到るまで、汎用性の高いキャラクターを確立。(笑
ダミヤ(獣の奏者エリン) … 狡猾で陰湿な野心家。重い雰囲気の物語をさらに引き締めるポジショニングだったと思う。
■ベストOP賞 … 聖剣の刀鍛冶<ブラックスミス> OP
五條真由美さんが歌う『Justice of Light』の歌詞・メロティー共に騎士の理想と誇りに上手くマッチいるのが決め手でしたね。
絵が良く動いていたのも自分好みでした。
※次点:
獣の奏者エリン 第一期/第二期OP … 『雫』の歌詞が作品の世界観を表現出来ている。一期のスキマスイッチ、二期の元ちとせさん両方好き。
WHITE ALBUM後半 OP … 水樹奈々さんの『夢幻』と、OPの油絵的な色彩が儚げな雰囲気を上手く演出。
■ベストED賞 … 生徒会の一存 ED(上上下下左右左右BA がんばれくりむVer.)
本多真梨子さんのアドリブとも本気とも分からないグダグダな雰囲気がもう大好き。
周りのツッコミが容赦無いのもポイント高い。(笑
※次点:
聖剣の刀鍛冶<ブラックスミス> ED … とびきりの笑顔で癒されたり石に躓いて転んで泣いたりと、リサの可愛らしさが詰まっている。
WHITE ALBUM後半 ED … 前作同様、登場人物達のアルバムとSuaraさんの『赤い糸』の切ないメロディーに作品のテーマを感じる。
■ベスト声優賞・男性 … 石田彰(獣の奏者エリン:ダミヤ役)
『表向きは人当たりの良い穏やかな人物だが、裏では狡猾で残忍で陰湿でとにかく嫌な奴』であるダミヤの二面性を非常に上手く演じていたと思います。
特に17話でシュナンとセィミヤとの話に割って入った時や、真王陛下暗殺の策謀を張り巡らせる時のやり取りは緊張感があって良かった。
※次点:
岡本信彦(聖剣の刀鍛冶<ブラックスミス>:ルーク=エインズワース役) … 無愛想だが内面はとても繊細なルークの性格を上手く捉えてたと思う。
近藤隆(生徒会の一存:杉崎鍵役) … ボケにツッコミにシリアスに大活躍の杉崎のキャラを演じきった事に対しての評価。
■ベスト声優賞・女性 … 藤村歩(聖剣の刀鍛冶<ブラックスミス>:セシリー=キャンベル役)
理想を掲げて生きるセシリーの青臭さ、真っ直ぐさを全力で表現していたのが伝わってきたので。
二期もあるなら今度はどんなセシリーを演じるのかが楽しみですね。
※次点:
本多真梨子(生徒会の一存:桜野くりむ役) … 新人ながら、どこか憎めないおバカなくりむのキャラクターを確立した点を評価したい。
豊崎愛生(聖剣の刀鍛冶<ブラックスミス>:リサ役) … 可愛らしさと重い運命、二律背反を抱えたリサの感情の動きを上手く演じていた。
■総評:
今回は当初4作品の予定だったのが、時間の都合上2作品しか評価出来なかったのが非常に心残りでした。
特に『獣の奏者エリン』は途中まで見た段階では非常に良く出来てる作品だったので評価してみたかったなぁ…。
で、今回評価した作品に関しては20点超えが1つも無かったという結果に。
決して質は低くなくそれぞれの持ち味があって面白いとは思ったのですが、尺の都合で肝心な部分が描ききれてなかったり万人向けでは無かったり…といった理由から全体的に厳しい評価になってしまった、といった感じです。
# まぁ尺に関しては、今のアニメの制作体制が既に破綻しかけているというのも一因だと思うのですが…。
次期のアニメ評価では、色んな人に自信を持ってオススメ出来る作品が出てくることを期待しています。
以上、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!